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東京五輪の秘密兵器に!? 20歳DF井手ウィリアム航輔がスペイン1部レガネスに入団

text by 編集部 photo by Ascenders

井手ウィリアム航輔
DF井手ウィリアム航輔がレガネス入団【写真:Ascenders】

 ドイツのアレマニア・アーヘンU-23に所属していたDF井手ウィリアム航輔が、スペイン1部のレガネスに加入することが決定した。同選手のマネジメント会社を通して発表が行われている。

 井手は1998年2月13日生まれの20歳で、左右両方でプレー可能なサイドバック。出身地の米国ではロサンゼルス・ギャラクシーU-18の一員として全米1位に輝くなどの活躍で高い評価を受け、米国の大学15校以上からの奨学金オファーも受けていたという。

 2017年にはドイツでのトライアウトで高い評価を受け、アレマニア・アーヘンのU-19チームと契約。その後、U-23チームにも選抜されて中心メンバーとしてプレーしていた。サンフレッチェ広島のユースチームにゲスト選手として参加した経験も持つ。

 日本と米国の二重国籍を保有しており、アメリカユース代表候補のトレーニングに参加した経験も持つが、日本代表としての出場資格も失ってはいない。スペインで活躍を見せれば、2020年東京五輪に向けた“秘密兵器”となる可能性もあるかもしれない。

 レガネスとの契約は2020年夏までの1年半、背番号は36となる。井手は家族や関係者への感謝の言葉を述べつつ、「自分の中では10年後、15年後、引退後のビジョンは出来上がっているので、今後とも選手として成長していき、それを一つ一つ叶えていきますので、今後とも宜しくお願い致します」とコメントを述べている。

【了】

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