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マンU、モウリーニョ解任の“コスト”は27億円以上…前監督らに多額の違約金

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドは、解任したジョゼ・モウリーニョ前監督とスタッフに対し、違約金として総額27億円以上を支払わなければならなかったという。クラブの決算報告で明らかにされたとして英メディア『BBC』などが伝えている。

 モウリーニョ氏は2016/17シーズンからユナイテッド監督に就任。1年目にはヨーロッパリーグとリーグカップの2冠を獲得したが、2年目は無冠に終わり、3年目の今季はプレミアリーグでの成績不振などのためクリスマス前に解任される結果となった。

 2020年までの契約を残していたモウリーニョ氏を解任するにあたって、クラブは多額の違約金を支払う必要があった。その金額はモウリーニョ氏に対して1500万ポンド(約21億2000万円)、同時に解任されたスタッフらに対して460万ポンド(約6億5000万円)、総額は1960万ポンド(約27億7000万円)にも達したとのことだ。

 モウリーニョ前監督を解任し、クラブOBのオレ・グンナー・スールシャール氏が暫定監督に就任したユナイテッドは劇的に復調。監督交代後の公式戦12試合で10勝を挙げ、プレミアリーグでは来季チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上している。

【了】

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