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アーセナルと合意報道の“敏腕SD”、今季17得点11アシストの若手FW獲得を推奨?

text by 編集部 photo by Getty Images

モンチ
ローマのスポーツディレクターを務めるモンチ氏【写真:Getty Images】

 アーセナルとの合意報道があった、ローマのモンチスポーツディレクター(SD)が、リーグアンのリールに所属する23歳のコートジボワール代表FWニコラ・ペペの獲得を推奨しているようだ。25日に英紙『メトロ』が報じている。

 アーセナルのスカウト部門代表を務めていたスヴェン・ミスリンタート氏は今月8日付で退団。クラブは新たな強化担当者を探しており、現在アヤックスで幹部を務めるクラブOBのマルク・オーフェルマルス氏なども候補に挙げられつつ、モンチ氏が“トップターゲット”だとも報じられていた。

 そんな中、スペイン紙『マルカ』が「モンチ氏は6月30日にローマを去り、ウナイ・エメリ監督率いるアーセナルへ向かう」と伝え、英紙『デイリー・ミラー』も「モンチ氏はアーセナルのSDになるために合意した」と報じている。

 そして英紙『メトロ』によると、夏の移籍市場でペペを獲得するようアーセナルに推奨しているとのこと。同選手は今季公式戦28試合に出場し17得点11アシストを記録している。リールとは2022年6月まで契約を残しており、市場価値は6900万ポンド(約100億円)だ。ただし、受け入れ可能なオファーが届けば、売却も検討しているようだと同紙は伝えている。

 モンチ氏はセビージャでSDを務めた時期にセルヒオ・ラモスやイバン・ラキティッチ、ダニエウ・アウベスなど多くの選手の発掘に寄与し、同氏の獲得した選手らの活躍によりチームはヨーロッパリーグ3連覇などを成し遂げた。その際にセビージャを率いていたのが現アーセナルのウナイ・エメリ監督であり、両者はアーセナルで3年ぶりに再会することになるかもしれない。

【了】

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