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マンU、バレンシアとの契約延長合意せず。在籍10年の主将が退団濃厚に

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・バレンシア
マンチェスター・ユナイテッドのアントニオ・バレンシア【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのエクアドル代表DFアントニオ・バレンシアは、クラブとの契約延長が合意に達せず、今季限りで退団することが濃厚となったようだ。英紙『ミラー』などが1日付で伝えた。

 今季限りで満了するユナイテッドとバレンシアとの現在の契約には、1年間の延長オプションが設定されている。だがそのオプションの行使期限は現地時間1日の17時までとなっており、当日を迎えても両者は合意に達していないようだ。

 オレ・グンナー・スールシャール暫定監督も、バレンシアがクラブに残るかどうか定かではない状況であることを認めている。「現時点では、ユナイテッドとアントニオが来年(の契約)について合意するのかどうか確信はできない」と語った。

 現在負傷離脱中のバレンシアの状態について、「100%フィットはしていない」とスールシャール監督。その上で、「今後数ヶ月で彼がピッチに戻るかどうかだ。キャプテンでありクラブに尽くしてきた彼がピッチに立ち、何をできるか見せてくれることを願っている」と期待を示している。

 バレンシアは2009年にユナイテッドに加入して今季で10年目。現在のチームの最古参であり、ユナイテッドがプレミアリーグで最後に優勝した頃から在籍する数少ない選手の一人だ。今季は公式戦8試合の出場にとどまっているが、このままユナイテッドを離れることになるのだろうか。

【了】

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