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ソン・フンミン「退団に近づいていた」…トッテナム1年目の苦戦を振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

ソン・フンミン
トッテナムのソン・フンミン【写真:Getty Images】

 今季のトッテナムで目覚ましい活躍をみせ、「ロンドン年間最優秀選手」にも選ばれたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンだが、加入1年目には監督に退団の意志を伝えたこともあったと振り返った。英紙『イブニング・スタンダード』が同選手のコメントを伝えている。

 ソン・フンミンは今季のトッテナムで公式戦34試合に出場して16ゴール9アシストを記録。28日に行われたロンドン・フットボール・アワーズ2019では、チームメートのFWハリー・ケインやチェルシーのMFエデン・アザール、アーセナルのFWピエール=エメリク・オーバメヤンなど錚々たる選手たちを抑えてロンドンNo.1選手に選ばれた。

 だが2016年にドイツのレバークーゼンからやって来た当初は、新たな環境への適応に苦戦し、「退団に近づいていた」という。「監督のオフィスに行って、気持ちよく過ごせていない、ドイツへ戻りたいと伝えた」と明かしている。

 マウリシオ・ポチェッティーノ監督はソン・フンミンを信頼して引き留め、それがその後の活躍へと繋がった。「監督が信頼してくれたことにすごく感謝している。彼は僕の夢を実現させてくれた」と韓国代表FWは感謝の思いを述べている。

 ロンドン最優秀選手賞を受賞したことについては、「自分は世界で一番幸せな男だと思う」とソン・フンミン。トッテナムは最近の2連敗で優勝争いから後退したが、「もう一度力を見せるしかない。まだ10試合以上ある。できるだけ多く勝ち点を取れるようにしたい」と諦めない姿勢を強調した。

【了】

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