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サンプFW、自己ベストタイの19点でC・ロナウドに並ぶ…36歳で“全盛期”

text by 編集部 photo by Getty Images

ファビオ・クアリアレッラ
サンプドリアのファビオ・クアリアレッラ【写真:Getty Images】

 サンプドリアのイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラは、3日に行われたイタリア・セリエA第26節のSPAL戦で2ゴールを挙げ、得点ランク首位タイに浮上した。他にも様々な記録を達成している。

 今季は第10節から第21節まで、欠場1試合を挟んで11試合連続ゴールというリーグタイ記録も達成していたクアリアレッラ。その後3試合は無得点に終わっていたが、前節カリアリ戦でのPKゴールに続いて、SPAL戦では今季4回目となる1試合2得点でチームを2-1の勝利に導いた。

 今季の得点数は19点となり、ナポリ戦で無得点に終わったユベントスのクリスティアーノ・ロナウドと並んでの首位タイに浮上。また、12試合を残した時点で昨季達成していたキャリアハイの得点数に早くも並んでいる。

 クアリアレッラは今年1月で36歳となった大ベテラン。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、36歳以上で年間19ゴール以上を記録した選手は、1950/51シーズンのシルビオ・ピオラ氏と2014/15シーズンのルカ・トーニ氏に続いてわずか3人目だという。

 また、サンプドリアで2年連続19点以上を記録した選手はミランなどの元監督であるビンチェンツォ・モンテッラ氏に続いて2人目。サンプでの通算得点数は67点でクラブ歴代6位となり、モンテッラ氏を上回った。

 今季がまだ12試合残っていることを考えれば、36歳にして自身初の20得点を達成する可能性は高そうだ。イタリア代表候補への復帰も果たしたベテランFWはここに来てキャリアの“全盛期”を迎えている。

【了】

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