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リバプール、首位マンCとの勝点差「1」をキープ。疑惑の判定で失点も逆転勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプールとバーンリー
リバプールとバーンリー【写真:Getty Images】

【リバプール 4-2 バーンリー プレミアリーグ第30節】

 イングランド・プレミアリーグ第30節が現地時間の10日に行われ、2位リバプールがホームで17位バーンリーと対戦し、4-2で勝利を収めた。

 前節エバートンに引き分け、首位陥落となったリバプールは首位マンチェスター・シティが今節勝っているため、離されないためにも負けられない。

 だが、いきなりバーンリーが先制する。6分、バーンリーMFアシュリー・ウェストウッドの左コーナーキックにDFジェームス・ターコウスキがGKアリソンの後ろから肩に手をかけながら、ヘディングシュートを狙うが、触れられず。だが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。アリソンを押さえ込んで、ジャンプさせないように手をかけていたように見えたが、ファールはなし。このプレーに対して主審に抗議したアリソンにイエローカードが提示された。

 17分、右サイドのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが速いクロスを供給。中央でフリーになったFWサディオ・マネがヘディングシュートを放つも、ミートせず。ゴール左に外れた。

 するとリバプールが同点に追いつく。19分、左サイドのMFアダム・ララーナからのサイドチェンジを受けたFWモハメド・サラーがMFジョルジニオ・ワイナルドゥムとワンツー。ペナルティエリア内に侵入したサラーがグラウンダーのクロスを供給。ターコウスキがニアにスライディングでブロックにいくが、GKトム・ヒートンと重なりこぼれ球になる。これをFWロベルト・フィルミーノが押し込んだ。リバプールが早い時間で同点に追いついた。

 29分、早くもリバプールが逆転に成功する。ペナルティアーク付近でマネがフィルミーノとワンツーを試みるが、相手DFにカットされる。これをバーンリーDF陣はクリアしようとするが、ララーナがスライディングで相手クリアをブロック。これがペナルティエリア内にいたサラーに渡る前にDFチャーリー・テイラーがブロック。これをマネが拾い、右足を振り抜いた。これがゴールに決まり、リバプールが逆転に成功した。

 後半開始早々はリバプールペースで試合が進む。すると67分、ヒートンのゴールキックがキックミスになる。これがサラーの下へ。サラーがドリブルでペナルティエリア内に侵入するも、テイラーがスライディングでサラーのボールに触り、こぼれ球に。これを後ろから走り込んできたフィルミーノが押し込み、3点目となった。

 その後も攻撃の手を緩めないリバプールだったが、追加点を奪うことはできない。すると91分、右サイドのクロスに最後はMFヨーハン・ベルク・グズムンドソンが決め、バーンリーが1点差に詰め寄った。だが、直後の93分にマネが追加点を決め、リバプールはスコアを4-2とした。

 試合はこのまま終了し、4-2でリバプールが勝利を収めた。勝利したリバプールはシティとの勝ち点差1をキープした。

【得点者】
6分 0-1 アシュリー・ウェストウッド(バーンリー)
19分 1-1 ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
29分 2-1 サディオ・マネ(リバプール)
67分 3-1 ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
91分 3-2 ヨーハン・ベルク・グズムンドソン(バーンリー)
93分 4-2 サディオ・マネ(リバプール)

【了】

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