ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドは、昨年のロシアワールドカップ以来約8ヶ月半ぶりとなるポルトガル代表への復帰を果たすことになった。

　ポルトガルサッカー連盟は今月行われるEURO2020予選の2試合に向けた招集メンバー25名を15日に発表。C・ロナウドもそのメンバーに含まれている。

　ポルトガル代表の絶対的エースとして君臨し、通算154試合に出場して85ゴールを記録してきたC・ロナウド（いずれも同国歴代最多）。だがロシアワールドカップをベスト16敗退で終えたあと、一旦代表チームでの活動を休止していた。今季から加入したユーベでのプレーに専念することに加え、過去の性的暴行疑惑に関する騒動が巻き起こったことも影響したとみられる。

　エースを欠きながらもポルトガルは順調な戦いを見せ、UEFAネーションズリーグではイタリア、ポーランドを抑えて準決勝へ進出。今年6月には決勝大会を自国で開催するため、同大会の初代王者に戴冠するチャンスとなる。

　それに先立ち開始されるEURO2020予選では、今月22日にウクライナと、同25日にセルビアといずれもホームで対戦する。34歳となった今季も新天地イタリアで別格ぶりを印象づけているC・ロナウドが、久々にポルトガル代表でプレーする姿を見せることになりそうだ。

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