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カタルーニャ代表、初の“FIFAマッチデー”開催…シャビはクラブ都合で欠場

text by 編集部 photo by Getty Images

シャビ
シャビ・エルナンデス【写真:Getty Images】

 現地時間25日に、カタルーニャ代表とベネズエラ代表による親善試合がスペインのジローナで開催される。カタルーニャ代表が初めてFIFA(国際サッカー連盟)の定めるインターナショナルマッチデーに開催する試合として、「歴史的一戦」とみなされている。

 スペインの自治州であるカタルーニャのサッカー連盟はFIFAや欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟してはおらず、国際大会への出場資格はない。だが同州出身の選手たちによる代表チームを構成し、年に1~2回程度他国の代表チームとの試合を開催してきた。

 カタルーニャ代表の試合は12月末に開催されることが多く、また他国の出場するワールドカップ前の5月頃に準備試合の相手を務めることもあった。だが今回は史上初めてFIFAマッチデーに試合を行うこととなり、現地メディアでは重要な意義を持つ一戦と捉えられている。

 リーガエスパニョーラでプレーする選手を中心に、カタルーニャ代表は豪華メンバーを揃えている。昨夏でスペイン代表を引退したバルセロナのDFジェラール・ピケや、セビージャのDFアレイクス・ビダル、ストーク・シティのFWボージャン・クルキッチ、ベティスのDFマルク・バルトラなどが今回のメンバーに名を連ねた。

 しかし、カタールのアル・サッドに所属する元バルサのMFシャビ・エルナンデスはこの試合を欠場する。招集メンバーには含まれていたが、「残念ながら出場できない。クラブでの都合により認められなかった」とシャビはSNSで欠場を発表した。

 アル・サッドはカタールリーグで現在首位に立ち、日本代表MF中島翔哉の所属するアル・ドゥハイルと優勝争いを繰り広げている。今週末の結果次第でアル・サッドが6年ぶりの優勝を決められる可能性もある。

【了】

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