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サッカー本大賞2019、「大賞」は2作品。『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』著者のコメントを紹介

text by 編集部 photo by Editorial Staff

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『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』で「大賞」を受賞した中村武彦さん【写真:編集部】

 3月27日(水)、日本出版クラブにて第6回を迎える「サッカー本大賞2019」の授賞式が行われた。

 はじめに今回ノミネートされた10作品の優秀作品に賞状が授与された。その後、本年度の「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」「読者賞」が発表された。

 選考委員の協議によって選ばれる「大賞」は2作同時受賞となり、2作品目は『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』(中村武彦、LeadOff Sports Marketing 著、東洋館出版社 刊)が受賞した。

▽中村氏受賞コメント
「これまで本を読むのが好きで読んではきましたけれど、初めて自分で書いてみて本当に本を執筆することは大変なことなんだと感じました。今手元にある優秀作品のリストの著者の皆様を見ると、今まで読んできた方々の名前ばかりあってそれを職業にされていて、改めて本を書く皆様に対する尊敬の思いが高まりました。

 正直最初に出版の話を頂いて、読む人がいるのかなあという気持ちがあったんですけれども(大賞をいただけたのは)珍しいところをついた本だったからなのかなと思います。言い換えるとまたこのような機会をいただくためには自分自身新しい経験を積んで面白いことをしてるんじゃないと言われるようにインプットとかをたくさんしてまたこのような機会をいただけるように励みに頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」

 受賞作はサッカー大国へ変貌を遂げているアメリカを日本人で初めてMLSに勤務した著者が独特の組織構成、経営手法、マーケティングを徹底解説した1冊。

【了】

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