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ドルトFWアルカセル、驚異的な“終盤得点率”。80分以降10得点は新記録

text by 編集部 photo by Getty Images

パコ・アルカセル
ボルシア・ドルトムントのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】

 現地時間30日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第27節の試合で、ボルシア・ドルトムントがヴォルフスブルクに2-0の勝利を収めた。勝負を決めたのはFWパコ・アルカセルが後半アディショナルタイムに入ってから決めた2ゴールだった。

 スコアレスのまま後半45分を迎え、ドローが濃厚かに見えたドルトムントだが、91分になったところでアルカセルが直接FKを決めて先制。その3分後にも再びアルカセルが決めて勝利を決定づけた。勝ち点で並んでいたバイエルン・ミュンヘンが引き分けたことで、ドルトムントは首位に再浮上している。

 この試合では先発起用されたアルカセルだが、今季のドルトムントでは交代出場でゴールを量産してきた。これまで16点中11点を交代出場から記録しており、これはブンデスリーガ新記録となる数字だ。

 必然的に、試合の終盤に決めたゴールも多いということになる。ヴォルフスブルク戦での2点も含め、16点中10点が試合の80分以降に記録したゴール。スペインのデータの専門家ミスター・チップ氏によれば、カール=ハインツ・ルンメニゲ氏が1983/84シーズンに記録した9点を上回るリーグ新記録だという。

 アルカセルはこの日の2点で得点ランク単独2位にも浮上。バイエルンのロベルト・レバンドフスキを3点差で追っている。

【了】

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