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原口元気、独メディアは最低タイ評価。ハノーファーは次節にも自動残留消滅

text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気
ハノーファーの原口元気(右)【写真:Getty Images】

【ヘルタ・ベルリン 0-0 ハノーファー ブンデスリーガ第30節】
 
 ドイツ・ブンデスリーガ第30節が現地時間の21日に行われ、ハノーファーはアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦し、0-0の引き分けに終わった。ハノーファーの原口元気はフル出場、浅野拓磨はベンチ外だった。

 両チームとも大きなチャンスを作れず前半は終了する。膠着状態のなか迎えた67分、セットプレーからのこぼれ球を原口がペナルティーエリア内で拾い左足でシュートを狙うもボールは枠に飛ばない。その後はチャンスはなく勝ち点3の欲しかったハノーファーだったがリーグ戦の連敗を8で止める事がやっとだった。試合後、トーマス・ドル監督は「連敗を止める事は出来たが、勝ち点1は少なすぎる。ゴール前の精度が足りなかった」と試合を振り返った。

 また、独メディア『シュポルトブッツァー』がハノーファー選手の採点と寸評を掲載した。原口に対して同メディアは「ゴールを約束していたハラグチだったが後半の2本のシュートは大きく外れ、約束を果たす事は出来なかった」と寸評しチーム最低評価タイとなる「5」を与えた。(ドイツメディアの採点は「6」が最低、「1」が最高)

 最下位のハノーファーは自力で残留を決める事が出来る15位との勝ち点差が残り4試合で「12」となっており、次節にも自力残留の可能性が消えてしまう。1991/92シーズンにはドイツ杯(DFBポカール)も制した事のある名門が崖っぷちの状況に直面している。

【了】

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