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香川真司、途中出場で4点目をアシスト!次節ガラタサライとのダービーに弾み

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
香川真司【写真:Getty Images】

【ベシクタシュ4-1 アンカラキュジュ スュペル・リグ第30節】

 トルコ・スュペル・リグ第30節、ベシクタシュ対アンカラキュジュが現地時間28日に行われた。試合は日本代表MF香川真司が所属するホームのベシクタシュが4-1で勝利した。

 3位のベシクタシュは次節2位ガラタサライとの直接対決があるため、負けられない。そんなベシクタシュは前節2試合ぶりのスタメン復帰となった香川をベンチに置いた。

 先制はベシクタシュだった。8分、ヤルチンのパスに左サイドを抜け出したユルマズが左から中に仕掛ける。すると、右足を振り抜き、強烈なシュートをゴールに突き刺した。1点リードしたベシクタシュはボールを保持しリズムを作る。

 だが、その後ベシクタシュはゴール前に攻めるも、追加点を奪うことはできなかった。前半は1-0のベシクタシュリードで折り返す。後半開始早々にベシクタシュがチャンスを作る。49分、ユルマズの落としを受けたレンスが左サイドから中に切り込み右足でシュート。これはGKに阻まれた。

 すると、ベシクタシュがチャンスを生かす。54分、ヴィダが自陣からボールを奪い、カウンターを発動。右サイドに展開し、中央へクロスを供給。これはGKに阻まれるも、こぼれ球をヴィダが押し込んだ。

 さらに60分、レンスのパスにペナルティエリア内に抜け出したハッチンソンが相手に倒され、ファールの判定。ベシクタシュがPKを獲得する。これをユルマズが決め、リードを3点に広げた。

 すると、このPKの直後にヤルチンに代わって香川が投入された。76分、ペナルティエリア内でハッチンソンの手にボールが当たってしまい、VARで確認後PKを取られる。だが、これをカリウスが防ぎ、失点のピンチを凌いだ。だが、キッカーが蹴る前に選手が入ってしまい、主審がVARで確認すると、もう一度PKのやり直しとなった。これをサッコが決め、アンカラキュジュが2点差に詰め寄る。

 だが、ベシクタシュが追加点を奪う。81分、リャイッチが左サイドでボールを受けると、反転して香川へ出す。香川は体勢を崩しながらも、ダイレクトでリャイッチへラストパス。これをリャイッチはGKの位置をよく見てから、フワリと浮かせゴールに流し込んだ。途中出場の香川がアシストを記録した。

 試合はこのまま終了し、4-1でベシクタシュが勝利を収めた。これでリーグ戦6連勝となったベシクタシュは勝ち点を59に伸ばし、暫定で2位ガラタサライと勝ち点で並んだ。次節、ベシクタシュはダービーマッチとなるガラタサライとの直接対決に臨む。

【得点者】
8分 1-0 ユルマズ(ベシクタシュ)
54分 2-0 ヴィダ(ベシクタシュ)
60分 3-0 ユルマズ(ベシクタシュ)
79分 3-1 サッコ(アンカラキュジュ)
81分 4-1 リャイッチ(ベシクタシュ)

【了】

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