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高給取りのサンチェス売却へ…マンUが“苦肉の策”。放出後に年俸の50%を負担か

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクシス・サンチェス
アレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】

 チームに所属する30歳のチリ代表FWアレクシス・サンチェスを売却するため、マンチェスター・ユナイテッドが苦肉の策を考えているようだ。2日に英紙『デイリー・メール』が報じている。

 2018年1月にヘンリク・ムヒタリアンとのトレードで、アーセナルからユナイテッドに加入したサンチェスだが、怪我で離脱した期間が長く公式戦25試合出場で2得点4アシストの結果しか残せていない。それにも関わらず、ユナイテッドでもトップクラスの週給50万ポンド(約7200万円)を受け取っている。年俸に換算すると2600万ポンド(約37億8000万円)だ。しかも、2022年6月までの3年間も契約が残っているため、ユナイテッドにとっては大きな負担だ。

 そのコスト削減のためにサンチェスを売却したいようだが、あまりにも週給が多いために買い手が見つからない。インテルは興味を示しているが、大幅な給与カットが獲得に乗り出す条件だとされている。そこで、ユナイテッドが苦肉の策を考えているようだ。

 同紙によると、サンチェスの年俸の50%に当たる1300万ポンド(約18億9000万円)を負担するという。ユナイテッドに3年間置いておくよりも、少しはコストの削減につながると考えているのだろう。損をしてでもサンチェスを売却したいユナイテッド、果たして買い手は見つかるのだろうか。

【了】

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