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チェルシー、EL決勝進出に向け不安。MFカンテが負傷で準決勝2ndレグ欠場

text by 編集部 photo by Getty Images

エンゴロ・カンテ
チェルシーのエンゴロ・カンテ【写真:Getty Images】

 チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテは、負傷のため少なくとも今後の2試合を欠場することが見込まれている。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 チェルシーは現地時間5日に行われたプレミアリーグ第37節の試合でワトフォードと対戦。3-0の勝利を収めたが、先発出場したカンテは開始からわずか10分でピッチ上に倒れ込み、交代を余儀なくされた。

 マウリツィオ・サッリ監督は、負傷を抱えていたというカンテを起用したのはミスだったと悔やんだ。「私がミスを犯したと思う。今日の彼は休むべきだった。エデン・アザールやカンテほど重要な選手であればベンチに置くのが難しい場合もある」と試合後に語った。

 ハムストリングを痛めたカンテの状態については、「今後の2試合までに回復するのは非常に難しい」と指揮官は見通しを示した。9日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのフランクフルト戦、12日に行われるプレミアリーグ最終節のレスター・シティ戦を欠場することが見込まれる。

 プレミアリーグではこの日の勝利により来季チャンピオンズリーグ出場権獲得を決めており、最終節をカンテが欠場しても影響は小さい。だがEL決勝進出を懸けた大一番に向けては大きな痛手となるかもしれない。

【了】

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