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今季最も大きく市場価値を高めた選手とは? 最大「120倍」の急上昇も

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・エムバペ
パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】

 大手データサイト『transfermarkt』によれば、過去1年間にサッカー界で最も市場価値が大きく上昇した選手は、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだという。

 ムバッペは今季PSGで公式戦38ゴールを叩き出し、リーグアン優勝などに大きく貢献。その市場価値は昨年7月1日との比較で8000万ユーロ(約98億6000万円)上昇し、2億ユーロ(約247億円)に達したとされている。これはネイマールやリオネル・メッシを上回り、現時点で全選手中最高額となっている。

 ムバッペに次ぐ6800万ユーロ(約83億8000万円)の上昇をみせたのは、アヤックスからバルセロナへの移籍がすでに決定しているオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング。市場価値は700万ユーロから7500万ユーロへと10倍以上になり、971%という上昇率を記録している。

 ボルシア・ドルトムントのFWジェイドン・サンチョは6500万ユーロ(約80億円)上昇し、1年前の5倍以上に。アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンは1億ユーロから1億5000万ユーロ(約185億円)に上昇した。フランクフルトのFWルカ・ヨビッチも1年前の7倍弱に大きく評価額を上げている。

 上昇率という点ではさらに驚異的に伸びた選手たちもいる。ミランのFWクシシュトフ・ピョンテクとローマのMFニコロ・ザニオロの評価額はともに4000万ユーロ(約49億4000万円)で、それぞれ1年前の約44倍および40倍となった。

 上昇率が最も高かった選手は、来季からのバルセロナ入りが決まっているベティスの20歳ブラジル人DFエメルソン。昨年時点での5万ユーロから600万ユーロ(約7億4000万円)に上昇し、実に120倍となっている。バレンシアの18歳韓国人MFイ・ガンインも10万ユーロから750万ユーロ(約9億3000万円)へ、75倍の急上昇をみせた。

【了】

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