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リヨン会長、仏代表FWの退団を明言。昨夏はリバプール移籍が直前で破談

text by 編集部 photo by Getty Images

ナビル・フェキル
リヨンのナビル・フェキル【写真:Getty Images】

 フランス1部リヨンのジャン=ミシェル・オーラス会長は、多くのビッグクラブからの関心が噂されるフランス代表FWナビル・フェキルが今季限りで移籍する見通しであることを認めた。クラブ公式の『OL TV』に語ったとして複数メディアが伝えている。

 現在25歳のフェキルはリヨンの下部組織出身で、2013年にデビューしたトップチームで中心選手として活躍。フランス代表でもプレーし、昨夏のロシアワールドカップ優勝メンバーの一員となった。

 現地時間24日に行われたリーグアン最終節のニーム戦を終えたあと、オーラス会長は選手放出の見通しに言及。今夏には最大でも2人しか放出しないとしつつ、フェキルはその2人とは“別枠”ですでに退団が確定的だと述べた。「彼には昨季すでに別れを告げたからだ」と会長は付け加えている。

 昨夏の移籍市場では、フェキルはリバプールへの移籍が確実な状況となっていたが、8月9日に交渉の打ち切りがリヨンから発表された。メディカルチェックまで完了しながらも最終的に両クラブが合意しなかったとみられている。

 フェキルには引き続き多くのクラブが注目している模様で、バイエルン・ミュンヘンやチェルシー、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーなどからの関心が噂されてきた。今夏の移籍市場の注目株の一人となりそうだ。

【了】

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