「00ジャパン組」が牽引するU-20日本代表。強豪相手にも「自信しかなかった」理由とは?【U-20W杯】

2019年05月28日(Tue)5時00分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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「黄金世代を超えるかもしれない」

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FIFA U-17ワールドカップを経験している鈴木冬一(右)【写真:Getty Images】

 影山監督がこの5人に加えて喜田陽、中村敬斗という「00ジャパン組」を最終メンバーに入れたのも、世界の修羅場をくぐってきた度胸と逞しさを高く評価したからに違いない。6月のキリンチャレンジカップ2連戦とコパ・アメリカ(南米選手権)でA代表に抜擢された久保建英とケガで離脱した谷晃生が今大会に参戦していたら、「00ジャパン組」がチームの約半数を占めていたことになる。

 日本サッカー協会の前技術委員長だった西野朗氏も「2000年世代は79年生まれの黄金世代を超えるかもしれない」と評したことがあったが、それだけのポテンシャルをメキシコ戦で感じさせてくれたのは、大きな収穫と言っていい。

 宮代や菅原らが狙うのは、U-17ワールドカップで阻まれた16強を超えること。それしかない。2年前のインドでは最終的に優勝したイングランドにPK負けという悔しい結末を余儀なくされ、「あのイングランド戦の悔しさを忘れたことはない」と菅原や中村は今も口々に語っている。

 だからこそ、まずは29日の次戦・イタリア戦で確実に勝ち点を取ってラウンド16進出を果たし、そのステージで勝利しなければならない。右肩上がりで調子を上げている今の日本ならそのハードルをクリアできる可能性は大いにある。「00ジャパン組」が中心となって、メキシコ戦完勝でもたらした勢いを確実に先へ先へとつなげてほしいものだ。

(取材・文:元川悦子【ポーランド】)

【了】

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