イングランド・プレミアリーグのチェルシーはリーガ・エスパニョーラのバルセロナに所属するブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョを狙っている。スペイン『マルカ』などが現地時間の5月31日に報じた。

　コウチーニョは昨季途中からの加入で公式戦22試合に出場し、10得点6アシストを記録。期待された今季は公式戦54試合に出場し、11得点5アシストと2年目のシーズンは途中加入の昨季とさほど変わらない成績である。

　バルセロナはそんなコウチーニョを放出候補に挙げ、交渉中といわれるパリ・サンジェルマンFWネイマールとのトレード移籍の噂も浮上していた。もし、ネイマール獲得が実現すれば、コウチーニョの居場所がなくなるかもしれない。

　またチェルシーは、レアル・マドリーへの移籍が決定的となっているベルギー代表FWエデン・アザールの後釜を探しているが、今後2回の移籍市場において補強禁止の処分が下されているため、現状ではコウチーニョを獲得することができない。

　今季のUEFAヨーロッパリーグを制したチェルシーだが、来季の戦力はどうなるのか。

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