イタリア・セリエAのミランがレアル・マドリーに所属するU-21スペイン代表MFダニ・セバジョスの獲得を狙っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が現地時間の23日に報じた。

　レアル・ベティスの下部組織出身のセバジョスは2014年にトップチームに昇格。セバジョスは2017年7月にレアルと6年契約を結んだ。今季公式戦34試合に出場し、3得点2アシストを記録。だが、途中出場や途中交代が多くなっている。セバジョスは現在開催されているU-21欧州選手権にU-21スペイン代表として参加している。

　ミランは昨年、セバジョス獲得に興味を示していたが、移籍は実現しなかった。だが、ミランは今夏獲得に乗り出すようだ。さらに、テクニカルディレクターに就任したパオロ・マルディーニ氏が同選手の獲得を熱望しているよという。

　また、セバジョスの移籍金は4500万ユーロ（約55億円）から5000万ユーロ（約61億円）と言われている。だが、ミラン側はフィナンシャル・フェアプレー（FFP）を懸念し、400万ユーロ（約4億9000万円）で期限付き移籍での獲得を検討しているようだ。

　果たして、ミランは同クラブのレジェンドが熱望する22歳MFを獲得することができるのだろうか。

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