リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表は現地時間6日、コパ・アメリカ2019(南米選手権)の3位決定戦でチリ代表に勝利した。FWリオネル・メッシは、判定への怒りが消えないようだ。アルゼンチン『アス』などが、試合後の同選手のコメントを伝えている。
アルゼンチン代表の主将を務めたメッシは37分、相手主将のガリー・メデルと小競り合いになった。主審は双方にレッドカードを提示し、両チームがキャプテンを失って10人となっている。
2-1で勝利を収めたアルゼンチンは、試合後にセレモニーが行われているが、メッシはこれに登場せず、ロッカールームで待機していた。その後、ミックスゾーンにアルゼンチンの選手として最後に姿を見せて報道陣にコメントを残している。
退場についてメッシは、「メデルと自分の2人とって、警告で終わりのはずだった。とにかく、大事なのは良い形で大会を終えたことだ」と語った。
メダル授与のセレモニー不参加について問われると、「この大会を通して続くこの腐敗の一部になることはないと考えた」と苛立ちをあらわにしている。
それでもメッシは「落ち着いて大会を去る。胸を張って誇りに感じることができる。このグループがリスペクトされていくことを願っている」と話した。
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