イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが自らPKキッカーを辞退するようだ。スペイン『アス』などが現地時間の7日に報じた。

　マネは現在、アフリカ・ネーションズカップを戦うセネガル代表に帯同している。セネガルはグループリーグを2勝1敗で勝ち上がり、決勝トーナメント一回戦ではウガンダを1-0で破った。準々決勝ではベナン代表と対戦する。

　セネガル代表のエース・マネは同代表でのPKキッカーを任されていたが、PK失敗が目立つ。グループリーグ最終節のケニア戦で3点目のPKをきっちり決めているが、29分に先制のチャンスとなったPKを失敗していた。さらにマネはウガンダ戦の15分に決勝点となるゴールを決めたが、61分に獲得したPKを決めることができなかった。

　過去のネーションズカップでもマネはPKを外している。2年前の2017年大会の時、準々決勝のカメルーン戦でセネガルはPK戦までもつれ込んだ。両チームともに4人全員が成功していたが、5人目のキッカーを務めたマネはPKを外してしまい、セネガル代表は準々決勝で敗退となった。

　マネはセネガルメディアに「僕は少なくともこの大会期間中はもうPKを蹴りたくない。他の誰かにPKを譲るよ。クラブに戻ったら、この課題を克服できるように努力するよ」と話したという。

　リバプールのエース・マネはセネガル代表の優勝のため、PKを蹴らないという決断をした。

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