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メッシ、審判批判で最大2年間出場停止も? W杯予選や次回コパ欠場の危機に【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

メッシ
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシは、コパ・アメリカ2019(南米選手権)での審判批判により最大2年間の出場停止処分を受ける可能性もあるかもしれない。スペイン紙『アス』アルゼンチン版などが伝えている。

 メッシはアルゼンチンがブラジルとの準決勝に敗れたあと、疑わしい判定の場面でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が用いられなかったとして対応を批判。アルゼンチンサッカー協会(AFA)もメッシを支持し、南米サッカー連盟(CONMEBOL)に抗議文を提出した。

 続いてチリとの3位決定戦で前半にレッドカードを受けたメッシは、「この大会の腐敗の一部になることはないと考えた」と述べ、試合後のメダルセレモニー参加を拒否した。これに対しCONMEBOLは、具体的にメッシを名指しはしていないものの審判批判を非難する公式声明を出している。

 チリ戦で一発レッドカードを受けたことで、いずれにしてもメッシが出場停止処分を受けることは確実。だが単にレッドカードに対する処分にとどまらず、審判批判により重い処分が下される可能性もあるという見方も伝えられている。

 重大な規律違反とみなされた場合、規定によれば最大で2年間の出場停止が下される可能性もあるという。そうなれば2022年カタール大会に向けたワールドカップ南米予選や、来年夏にアルゼンチンおよびコロンビアで開催されるコパ・アメリカ次回大会への出場も危うくなる。

【了】

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