レアル・マドリーが獲得に動いていると報じられていたアヤックスのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークは、両クラブが移籍に向けた交渉を行っていることを認めた。スペイン紙『マルカ』が3日に伝えている。

　現在22歳のファン・デ・ベークはアヤックス下部組織で育ち、2015年にトップチームデビュー。昨季は公式戦57試合に出場して17ゴールを挙げ、ユベントスへ移籍したDFマタイス・デリフトやバルセロナへ移籍したMFフレンキー・デヨングらとともにアヤックスの躍進に大きく貢献した。

　マドリー移籍に向けて個人合意に達したとも報じられる中、ファン・デ・ベークは現地時間3日に行われたエールディビジ開幕戦のフィテッセ戦に出場。チームは2-2のドローで白星発進を逃したが、1ゴール1アシストで全得点に絡む活躍をみせた。

　その試合後には、マドリーが獲得に動いているという報道が事実であることを認めた。「マドリーがアヤックスと連絡を取り合っているのは確かだ。だがそれ以上は言えない」とファン・デ・ベークはコメント。マドリーとの個人交渉についても「代理人が彼らと話をしたはず」と認めている。

　アヤックスは移籍金6000～7000万ユーロ（約71～83億円）でファン・デ・ベーク放出を容認する見通しとも報じられている。クラブ間での交渉は今後合意に達するのだろうか。

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