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日本代表 5年前

久保建英のここがすごい! ブラジル代表選手とのプレー比較。さらに高まる期待値【カメラマンの視点で徹底解説(5)】

シリーズ:カメラマンの視点 text by 山田一仁 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

メッシやロナウドと同等の力も

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18歳にしてプロのマナーが身についている【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 ここまで色んな写真を見せながら、この18歳の凄さに触れてきた。TVで見ているファンは、メッシや、クリスティアーノ・ロナウドは、「足技が凄い」、「ドリブルが凄い」と思っている人が多いだろう。

 しかし、ドリブルが凄かったり、足技が凄い選手は山ほどいる。メッシやロナウドが凄いのは、「いつ」、「どこで」、「どんなプレイ」をするかの判断が的確で、その決定までの時間が非常に速いのだ。それが、レンズを通して見る彼らの凄さである。

 その、「いつ」、「どこで」、「どんなプレイ」をするかの判断を一瞬でするためには、「今、味方が何人いて、敵は何人いるのか、どんな形でいるのか」という情報を知らなければならない。

 久保は、ピッチ上の誰よりもその情報を得る努力を練習中からしている。今後、彼が順調な成長を遂げれば、メッシやロナウドと同等の力を手にする可能性は十分にあるはずだ。

 最後に。

 練習を見に来てくれるファンへの対応もプロ。ベロ・オリゾンテで練習を見に来てくれた地元日系人たちにも、端から端まで全員の要望に答えてツーショットに対応していた。18歳にしてプロのマナーが身についている。

(撮影・文:山田一仁)

【了】

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