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久保建英、バジャドリーで活躍なら“来季トップチーム”をレアルは約束?

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英に、リーガ1部バジャドリーへのレンタルの可能性が浮上している。トップリーグでの実戦経験を積むチャンスとなるのだろうか。

 スペイン『エル・チリンギートTV』の記者は、「久保は来季レンタルの形でバジャドリーでプレーする」と公式SNSアカウントで7日に投稿。同クラブの会長であるロナウド氏が強く希望したことが実を結んだと伝えた。

 プレシーズン中に見せた好パフォーマンスにより、ファンやメディアからはマドリーのトップチーム入りを望む声も強かった久保だが、外国人枠の問題もあり実現は困難。当面はBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでのプレーが見込まれていた。

 ジネディーヌ・ジダン監督やクラブも、久保を焦らずじっくりと成長させたい考えだと伝えられていた。だが、マドリーOBでもあるロナウド氏の強い希望を受けてプラン変更を決めたのではないかともみられている。

 スペインメディア『ドン・バロン』によれば、マドリーは久保に対してひとつの「約束」をした上でバジャドリーへ送り出す見通しだという。バジャドリーで活躍を見せられたとすれば、来季2020-21シーズンのプロジェクトに参加させるという約束だ。

 一方スペイン『エル・デスマルケ』は、バジャドリーが戦力面だけでなくマーケティング面でも久保に大きな期待を寄せていると伝えた。メディアでの注目度も高い久保を迎え入れることで、ユニフォーム販売やアジア市場での新スポンサー獲得などを期待しているとみられている。

【了】

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