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不幸中の幸い? バーゼルFW、脳震盪で離脱も…検査で脳動脈瘤を発見

text by 編集部 photo by Getty Images

リッキー・ファン・ウォルフスウィンケル
リッキー・ファン・ウォルフスウィンケル【写真:Getty Images】

 スイス1部のバーゼルに所属する30歳のオランダ代表FWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルが脳震盪で検査を受けたところ、破裂する前の脳動脈瘤が見つかったようだ。15日に英メディア『BBC』が報じている。

 現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦のラスク戦で脳震盪を起こしたリッキーは、その後の試合を安静のために欠場することになった。同メディアによると、脳震盪で検査を受けたところ、脳動脈瘤が発見されたという。

 通常脳動脈瘤は、破裂して他の部分に損傷を引き起こした後に初めて発見されるようだ。脳動脈瘤が破裂すると、くも膜下出血を引き起こし、致命的または広範な脳損傷を引き起こす可能性があるとのこと。脳震盪で試合を欠場することになったが、命の危険を避けられたことは不幸中の幸いと言えるかもしれない。

 リッキーは「脳動脈瘤が発見されたことに非常に感謝している。試合中に受けたタックルは、今回の脳動脈瘤とは全く関係ない。これは長い間存在していたようだが、症状がなかったため、全く気づかなかったよ」とコメント。なお、手術を受けるため、少なくとも6ヶ月の離脱が予定されている。

【了】

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