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冨安健洋のボローニャ、白血病治療のミハイロビッチ監督が退院。次節も指揮へ

text by 編集部 photo by Getty Images

シニシャ・ミハイロビッチ
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエAのボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は、白血病の治療のため入院していた病院を一旦退院し、今週末の試合でも指揮を執る見通しとなった。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが28日に伝えている。

 ミハイロビッチ監督は今季のチーム始動直後の7月13日に、急性白血病を患っていることを告白。病気と闘う覚悟を示し、監督に在任したままチームを離れて治療にあたっていた。

 だが現地時間25日に行われたセリエA開幕戦のエラス・ヴェローナ戦では、スタジアムに姿を見せてベンチ入り。ファンやメディアは驚くとともに、指揮官の闘争心に対して惜しみない賛辞を送った。

 ミハイロビッチ監督の治療の第一段階は順調に終了し、第二段階に入る前に一時的に退院することが決まったようだ。現地時間30日に行われるセリエA第2節のSPALとのダービーマッチでも指揮を執る可能性が高いとみられている。

 ボローニャには今季から日本代表DF冨安健洋も加入。ミハイロビッチ監督と初対面だったというヴェローナ戦では好プレーを見せ、イタリアメディアからも高い評価を受けた。次節も同監督の指揮下で戦うことになりそうだ。

【了】

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