チェルシーに所属するフランス人MFティエムエ・バカヨコは、古巣であるモナコへ買い取りオプション付きレンタルの形で移籍することが決定した。31日に両クラブより発表が行われている。

　現在25歳のバカヨコはレンヌでデビューしたあと、2014年にモナコへ移籍。2016/17シーズンのリーグアン優勝に大きく貢献する活躍などで評価を高め、フランス代表デビューも飾った。

　2017年には4000万ポンド（約51億7000万円）とされる移籍金でチェルシーへ完全移籍。公式戦43試合に出場したが高い評価は得られず、昨夏にはミランへレンタルされた。ミランはシーズン終了後に買い取りオプションを行使せず、バカヨコは一旦チェルシーに戻っていた。

　フランク・ランパード監督率いる今季チェルシーでは出場機会を得られず、モナコへの復帰に向けた交渉が行われていることが報じられていた。フランス『RMC』などによれば、モナコに完全移籍する場合の移籍金は4200万ユーロ（約49億2000万円）前後に設定されているようだ。

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