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「主審は謝ってくれた」。挑発疑惑で警告受けたセルヒオ・ラモスが説明

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
セルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

 スペイン代表のDFセルヒオ・ラモスが、現地時間5日に行われたEURO2020予選での出来事を説明している。スペイン『TVE』に対するコメントを『ESPN』などが伝えた。

 この日ルーマニア代表と対戦したスペイン代表は、2-1で勝利を収めている。そのうちの1点を決めたのがセルヒオ・ラモスだった。

 セルヒオ・ラモスは得点後、両手を筒状にしてのぞき込むポーズを取った。これを相手サポーターに対する挑発行為ととられてイエローカードが提示されている。

 ただ、これは誤解だった模様。セルヒオ・ラモスは「あれは甥のためだったんだ。僕と一緒で、これからメガネをかけなければいけなくなった。それで励ましたいと思ったんだ」と説明している。

 さらにセルヒオ・ラモスは「主審と話した。彼は理解してくれて、あとで謝ってくれた。ジェスチャーの意図を理解するのも大変だと分かるよ」と述べた。

 この一戦ではスペイン代表前指揮官ルイス・エンリケ氏の娘が亡くなったことを受けて、試合前に黙祷が捧げられた。その中でもルーマニアサポーターからのブーイングが響いたことで不穏な雰囲気に。そんな状況でのゴールセレブレーションだっただけに、主審が勘違いしたことも無理はないかもしれない。

【了】

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