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乾貴士、2試合連続の先発で好プレー連発も…。エイバルは3分間で逆転許し今季初勝利を逃す

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
乾貴士【写真:Getty Images】

【エイバル 1-2 エスパニョール リーガ・エスパニョーラ第4節】

 リーガ・エスパニョーラ第4節、エイバル対エスパニョールが現地時間15日に行われた。試合はホームのエイバルが1-2で敗戦を喫した。

 MF乾貴士は左サイドハーフで先発出場し、持ち味のドリブルやクロスでチャンスメイクをするなど、好プレー連発でチームに貢献した。

 開幕から未勝利が続くエイバルは、前線からプレスをかけ、積極的にボールを奪いに行く。対するエスパニョールはエイバルのハイプレスに苦戦する。

 前半ATにエイバルが決定的なチャンスを作る。右サイドからオレジャーナが中央にクロスを供給。ファーサイドに流れ、乾の元へボールが渡る。乾はボールをキープし、後ろから上がってきたエスポーシトにパスを供給。だが、このパスが若干ずれてしまい、エスポーシトはうまくミート出来ず。ゴール左に外れてしまった。

 後半にエイバルが均衡を破る。58分、左サイド深い位置でエイバルがFKを得ると、オレジャーナがニアサイドに送る。これにラミスがバックヘッドで合わせ、ボールはゴール右へ吸い込まれた。

 だが、ここでエイバルにアクシデントが襲う。76分、ラミスが膝を負傷し、アルバレスとの交代を余儀なくされた。ここからエイバルの守備が崩れ、エスパニョールに逆転を許す。

 エスパニョールは76分、相手陣内のセンターライン付近でバルガスがDFラインの裏を抜け出したフェレイラに浮き球のパスを供給。フェレイラはドリブルでペナルティエリアに侵入し、そのままゴールを陥れた。さらに79分、ペドロサが左サイドを突破し、中央へグラウンダーのパスを供給。これはGKに当たるが、こぼれ球をグラネロが押し込み、エスパニョールが逆転となった。

 逆転されたエイバルは、同点ゴールを目指すが、終盤に退場者を出したエスパニョールディフェンスを崩すことができず。エイバルは1-2でエスパニョールに敗戦を喫した。

 破れたエイバルは今季初勝利を逃し、開幕から未勝利となっている。勝利したエスパニョールは今季初勝利となった。

【得点者】
58分 1-0 イバン・ラミス(エイバル)
76分 1-1 フェレイラ(エスパニョール)
79分 1-2 グラネロ(エスパニョール)

【了】

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