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安西幸輝、移籍後初ゴールは貴重な同点弾も…中島翔哉出場のポルトにAT弾で敗れる

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉 安西幸輝
ポルトの中島翔哉とポルティモネンセの安西幸輝【写真:Getty Images】

【ポルティモネンセ 2-3 ポルト プリメイラ・リーガ第5節】
 
 プリメイラ・リーガ第5節、ポルティモネンセ対ポルトの試合が現地時間15日に行われた。試合はアウェイのポルトが3-2で勝利した。

 なおこの試合でポルティモネンセに所属する権田修一はベンチ入りも出番なし、安西幸輝はフル出場で移籍後初得点を挙げた。ポルトの中島翔哉は72分から途中出場した。

 試合は25分にポルトがPKを獲得するとこれをアレックス・テレスが落ち着いて決め先制する。さらに終了間際の45分には右サイドのクロスをファーサイドでゼ・ルイスが押し込みポルトがリードを広げる。

 試合は進み、72分には中島がピッチに入る。するとかつてポルティモネンセでプレーしていた事もありサポーターから拍手が送られる場面も。また安西との東京ヴェルディユース出身による直接対決も実現した。

 そんななか、ホームで勝利が欲しいポルティモネンセも中盤以降に粘りを見せる。まずは74分、左サイドからのクロスにクレモントがヘディングシュートを決め1点差に詰め寄る。その3分後にはロングボールを右サイドで受けた安西がドリブルで中央に切り込み左足でシュート、ボールは左のサイドネットに決まりポルティモネンセが同点に追いつく。なお安西はポルティモネンセ移籍後、これが初ゴールとなった。

 このまま試合は終了するかと思われたアディショナルタイムに試合は動きを見せる。94分に退場者を出したポルトは98分に左CKのチャンスを得ると、ゴール前でマルカノが頭で合わせ土壇場で勝ち越しに成功する。

 このまま試合は終了、ポルティモネンセは安西のゴールなどで一時は追いつくも最後で力尽きリーグ戦3連敗となった。一方、劇的勝利を上げたポルトはリーグ4連勝となった。

【得点者】
25分 0-1 アレックス・テレス(ポルト)
45分 0-2 ゼ・ルイス(ポルト)
74分 1-2 クレモント(ポルティモネンセ)
77分 2-2 安西(ポルティモネンセ)
45+8分 2-3 マルカノ(ポルト)

【了】

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