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C・ロナウド、またも授賞式を欠席。ベストイレブンは受賞も壇上に10人のみ

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAザ・ベスト
クリスティアーノ・ロナウド不在のベストイレブン【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)による2019年「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」授賞式が現地時間23日にミラノで行われた。この授賞式を、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが欠席したことが各国メディアで注目を集めている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 C・ロナウドは、バルセロナのFWリオネル・メッシ、リバプールのDFフィルジル・ファン・ダイクとともに、男子年間最優秀選手賞の最終候補にノミネートされていた。だがメッシが受賞者に選ばれ、C・ロナウドは受賞を逃す結果に終わっている。

 おそらく事前に結果を知っていたと思われるC・ロナウドは、授賞式には姿を見せなかった。FIFA/FIFPro年間ベストイレブンにはC・ロナウドも選出されたが、他の10人が全て出席して壇上に並ぶ中、C・ロナウドだけが不在だった。

 C・ロナウドはこれまでにも、自身が受賞しない賞の式典を欠席したことが批判の対象となっていた。昨年9月のFIFAザ・ベスト授賞式も、同12月のバロンドール授賞式も欠席。いずれもC・ロナウドは最終候補にノミネートされたが受賞を逃していた。

 ユベントスが現地時間24日にアウェイでのブレシア戦を予定していることも“言い訳”とはしにくい。チームメートのDFマタイス・デリフトは出席しており、メッシの所属するバルサも同じ24日に試合が予定されている。また、いずれにしてもC・ロナウドは「筋肉疲労」のためブレシア戦の欠場が見込まれている。

 授賞式を欠席したC・ロナウドは、自宅で休養していたようだ。同日夜に自宅ソファーとみられる場所に座った写真をSNS投稿し、「忍耐と粘り強さこそがプロとアマチュアの差」「夜の後には必ず夜明けが来る」と、受賞を逃したことへの言及と思われるコメントを添えている。

【了】

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