ミランはマルコ・ジャンパオロ監督を信頼し、今後もチームの指揮を任せるつもりのようだ。27日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

　26日、ミランはトリノと対戦して1-2の逆転負けを喫した。前節ミラノダービーの完敗に続いての黒星で、早くも今季3敗目。ここまでの得点がわずか「3」という攻撃力も良くない注目を集めている。

　すると27日、一部イタリアメディアは、ミランがジャンパオロ監督解任に動く可能性を指摘。次節フィオレンティーナ戦の結果次第では、何かが起こるかもしれないと報じた。

　その一方で、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は今季からチームを率いる指揮官がミラン首脳陣の信頼を勝ち取っていると主張。トリノ戦の「前半のパフォーマンスは無視すべきではない」とし、「フロントは彼にもっと時間を与えたいと考えており、差し迫った監督解任の危機はない」と記している。

　また、『ANSA通信』は、クラブ関係者が監督交代を否定したと伝えており、こちらもジャンパオロ監督の続投を予想した形だ。

　とはいえ、このまま結果が出なければ、さらなる批判にさらされることは間違いない。ジャンパオロ監督は早くミランを軌道に乗せたいところだ。

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