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前節初得点の岡崎慎司、首位カディス撃破への「最大の脅威」とスペイン紙

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

岡崎慎司
ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】

 先週末のジローナ戦では、移籍後初ゴールとなる決勝点を鮮やかなボレーで突き刺したウエスカのFW岡崎慎司。スペインメディアでの評価も高まり、今後の対戦相手にとって大きな“脅威”になると認識されている。

 レスター・シティでのプレミアリーグ優勝など経験豊富な岡崎は、スペイン2部のクラブにとっては大型補強として加入当初から大きな期待を集めていた。5試合目の出場となったジローナ戦ではその期待に応えるスーパーゴールでウエスカを2連勝に導いた。

 現地時間2日に行われるセグンダ・ディビシオン第9節の試合では、ウエスカは首位のカディスとアウェイで対戦する。スペイン紙『アス』はこの試合に向けたプレビュー記事に、「岡崎がカディスの安定感を脅かす」とタイトルをつけた。

「日本人FWはウエスカでの1ヶ月の適応期間を経て輝き始めた」と同紙は述べ、この試合の注目選手としてピックアップ。ウエスカが首位チーム撃破を狙う上で「最大の脅威」になると予想している。

 カディスとの一戦に続いて、週末の6日にはマラガと対戦。岡崎にとっては、今夏に加入しながらも登録問題により試合に出場できず、わずか1ヶ月で退団した“古巣”との対戦となる。

 マラガはウエスカとの試合の前に、MF香川真司の所属するレアル・サラゴサと3日に対戦する。スペイン『エル・デスマルケ』マラガ版はこの2試合に向けて、「同じ名前を持つ2つの危険」と題し、2人の「シンジ」がマラガを脅かすことになると伝えている。

【了】

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