アンドラ代表が現地時間11日に行われたEURO2020予選H組のモルドバ代表戦で勝利を収めた。同国にとって、EURO予選での初白星となっている。

　人口約7万6000人のミニ国家であるアンドラは、1994年にサッカー連盟が発足。1998年にFIFA加盟が認められた。EUROは2000年大会の予選から参加している。

　それ以降、アンドラ代表はEURO予選で苦しみ続けてきたが、11日にホームで行われたモルドバ戦で1-0の勝利を収め、歴史的な1勝をつかんだ。

　対戦相手がFIFAランキング172位のモルドバだったこと。そのモルドバが55分に退場者を出したこと。アンドラには複数の追い風が吹いたことも事実だが、EURO予選57試合目にしての初勝利は大きな出来事と言えそうだ。

　アンドラはEURO2020本大会出場の可能性がすでに消滅している。それでも14日に行われるアイスランド戦に向けてモチベーションが高まりそうだ。

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