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チェルシー指揮官がフランス代表に不満「カンテが出られないのは明白だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・ランパード監督
フランク・ランパード監督【写真:Getty Images】

 チェルシーを率いるフランク・ランパード監督は、フランス代表のディディエ・デシャン監督に不満があるようだ。現地時間18日、英『スカイ・スポーツ』などがチェルシー指揮官のコメントを伝えている。

 ランパード監督が不満を持っているのは、MFエンゴロ・カンテの扱いについて。フランス代表に呼ばれていた同選手は、11日に行われたアイスランド戦のアップ中に負傷して先発メンバーから外れた。それでも代表から離脱はせず、14日のトルコ戦では出番こそなかったものの、ベンチ入りしている。

 19日に行われるニューカッスル戦に向けたメンバーからカンテを外したというランパード監督は、「2試合目の前日に受けたフィットネステストで彼がプレーできないことは明白だった。そして、夜の試合でベンチに座った。そこに(クラブとの)コミュニケーションはなかった。笑えない話だ」と語った。

 さらに、「我々のドクターが話していて、戻ってくるものだと思っていた。私からしたら、それがコミュニケーションだ」とランパード監督。「選手に代表での責務があることは私も理解できる。ただ、プレーできない状態だったことは明らかだ」と怒りをあらわにしている。

 チェルシーはこれから、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、リーグカップと1週間に2試合のペースでゲームをこなす過密日程が続く。それだけに、指揮官としては今回の対応に納得できないところがあるようだ。

【了】

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