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エトー氏息子、U-17W杯出場ならず。落選の理由となった“大統領令”とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

カメルーン
カメルーン【写真:Getty Images】

 元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏の息子であるエティエンヌ・エトーは、U-17ワールドカップ本大会に向けた直前合宿に招集されながらも最終メンバー入りを逃した。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。

 ブラジルで開催される今回のU-17ワールドカップは今月26日に開幕。エティエンヌは本大会に向けたブラジル合宿に招集され、練習試合でゴールも決めていたとのことだが、その後発表された最終メンバーからは外れることになった。

 その理由は、2014年に公布された大統領令にあるという。ポール・ビヤ大統領は、同国のU-15代表およびU-17代表において、カメルーン国外のクラブに所属する選手の参加を禁止することを決定していた。

 エティエンヌは、父親の古巣でもあるスペインのマジョルカ下部組織に所属している。U-17代表のトーマス・リビイ監督は国外クラブ所属の選手の代表入りを要請していたが、最終的に認められなかったとのことだ。

 父親のサミュエル氏はマジョルカのほか、バルセロナやインテル、カメルーンA代表などでエースストライカーとして活躍した同国のレジェンド。今年9月に38歳での現役引退を表明した。

【了】

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