フットボールチャンネル

久保建英の途中出場で攻撃に変化。スペイン紙も評価「マジョルカに別の空気与えた」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
久保建英【写真:Getty Images】

【レガネス 1-0 マジョルカ リーガエスパニョーラ第10節】
 
 リーガエスパニョーラ第10節、レガネス対マジョルカの試合が現地時間26日に行われた。マジョルカが0-1の敗戦を喫している。試合後、マジョルカに所属する久保建英のパフォーマンスについてスペイン紙が触れた。

 今夏、レアル・マドリーからのレンタル移籍でマジョルカに加入した久保。アトレティコ・マドリー戦やアラベス戦でフル出場を果たす試合もあったが最近は途中出場の試合が増えている。今節のレガネス戦でもベンチスタートになった。

 試合開始して31分、ロベルト・ロサレスのクロスからマルティン・ブレイスワイトにゴールを決められレガネスに先制点が入る。一方、マジョルカは良い攻撃に繋げることが出来ず。59分にダニ・ロドリゲスに代わって久保が途中出場を果たした。

 72分には自ら仕掛けてペナルティーエリア内に侵入するシーンがあったが相手にボールをカットされる。83分には久保からパスを受けたホアン・サストレがクロスを入れてアレグリアが合わせるもゴール右に外れた。停滞していたマジョルカの攻撃にやや変化は現れたが、同点に追いつくことが出来ずにマジョルカは0-1の敗戦を喫している。

 「星3」から「星0」の4段階で採点するスペイン紙『マルカ』は、アントニオ・ライロやラゴ・ジュニアに「星2」の評価を与えた一方で、久保を含めたそれ以外の選手には「星1」の評価を下している。

 寸評では「マジョルカのビセンテ・モレノ監督は、2人のミッドフィールダー(ダニ・ロドリゲスとアレックス・フェバス)を取り除き、久保とアレクサンダー・トライコフスキを投入して図面を書き換えた。両選手のエントリーによる4-4-2スキームは、マジョルカに別の空気を与えたように見えた」とコメントしている。また、スペイン紙『アス』も久保に「星1」の評価を下している。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top