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前半で交代の香川真司に現地メディア酷評。「地域リーグの選手」「採点“0”」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
レアル・サラゴサの香川真司【写真:Getty Images】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第13節のスポルティング・ヒホン対レアル・サラゴサ戦が現地時間27日に行われ、ホームのヒホンが4-0で勝利を収めた。サラゴサのMF香川真司は先発で出場したが、前半のみで交代している。

 前半3分に失点したサラゴサは30分に退場者を出してしまい、38分には2点目の失点。香川はハーフタイムにベンチに下げられることになった。後半にもヒホンが2点を加え、大量4失点のサラゴサはリーグ戦3連敗を喫している。

 現地メディアではこの試合の香川のパフォーマンスを酷評。『エル・デスマルケ』では前半に退場となったDFシモーネ・グリッポと香川の2人にワースト評価となる採点「0」をつけた。

「日本人選手はまたしても消えていた。もう何試合も、クオリティーの片鱗さえ見せられていない。彼のいないチームは前で仕事ができなかった。今日はボールを受けるため下がっていたが彼の役割ではない」と評している。

 地元紙『エラルド』も「香川は地域リーグの選手のように見えた」と手厳しい。「元気がなく、ここしばらくの様子からするとほとんど終わってしまった選手であるかのようだ」と香川について記した。

『スポルトアラゴン』では採点「5」とやや穏やかな評価ではあるが、チームに貢献できなかったという見方は変わらない。「45分間でほとんど何もできなかった。普段より低い位置でボールを受け、チームを操ることで相手のラインを破ろうと試みたが、不可能だった」と評されている。

【了】

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