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アーセナルDF、ファン挑発の主将を擁護「僕たちはみんな人間」

text by 編集部 photo by Getty Images

グラニト・ジャカ
グラニト・ジャカ【写真:Getty Images】

 アーセナルのDFエクトル・ベジェリンが、チームの主将であるMFグラニト・ジャカを擁護した。28日、自身のSNSを更新した。

 ジャカは27日、プレミアリーグ第10節のクリスタル・パレス戦で交代を命じられた際に観客からブーイングを浴びると、汚い言葉を連呼。手を耳に当て、挑発的ともとれる態度で交代し、そのままロッカールームに引き上げた。

 ウナイ・エメリ監督は試合後、「彼は間違っていた」と不適切な態度だったことを指摘。クラブのレジェンドであるイアン・ライト氏は「彼はキャプテンだ。キャプテンの行動ではない」と非難している。すでにキャプテンから外すべきではないかとの声も出ているところだ。

 一方で第3キャプテンのベジェリンは「僕たちはみんな人間で、それぞれに感情がある。時にはそれをコントロールするのが難しいこともあるんだ」と主将を擁護。「今はお互いを責めるのではなく、支えるときだ。両方が一緒になれたときだけ、勝利がついてくると思う」と語り、ファンにサポートを求めている。

 前節シェフィールド・ユナイテッド戦を0-1で落としたアーセナルは、クリスタル・パレス戦で2点のリードを維持できず、引き分けている。次はリバプールとのカップ戦。チームとファンの間に生まれた悪い雰囲気を払しょくできるだろうか。

【了】

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