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ジャマイカ女子代表の20歳MFが刺されて死去。東京五輪を目指していたが…

text by 編集部 photo by Getty Images

タラニア・クラーク
タラニア・クラーク【写真:Getty Images】

 ジャマイカ女子代表としてもプレーしていた20歳のMFタラニア・クラークが、現地時間の今週木曜日にジャマイカの首都キングストンで刺されて死去する事件が起きた。英『BBC』などが伝えている。

 クラークは木曜日の夜に携帯電話をめぐる口論から別の女にナイフで刺され、病院に搬送されたが死亡が確認された。刺した女は逮捕されたとのことだ。

 ジャマイカサッカー連盟(JFF)のマイケル・リケッツ会長は、「若いクラークの突然の死をJFFは深く悲しんでいる。彼女は選手としてだけではなく人間的にも将来有望だった。個人的にもJFFとしても心からの追悼の意を表したい」とコメントしている。

 学生でもあるクラークは所属クラブのウォーターハウスFCでキャプテンも務めており、今年9月にはジャマイカ代表にデビュー。東京五輪に向けたCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)予選のキューバ戦、セントルシア戦でゴールを記録していた。ジャマイカは予備ラウンドを突破し、8チームが2つの五輪出場枠を争う最終ラウンドに駒を進めている。

【了】

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