スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間3日に行われるバジャドリー戦で先発復帰の可能性もあるかもしれない。スペインメディアが見通しを伝えている。

　出場機会を得て経験を積むためレアル・マドリーからマジョルカへレンタルされ、リーガエスパニョーラでこれまで8試合に出場してきた久保。だが得点に絡む決定的な仕事はできない試合が続き、前節オサスナ戦では初の不出場に終わった。

　久保の現状が移籍当初に期待されていたような順調なものとなっていないことが浮き彫りにされたとして、前節の欠場には多くのスペインメディアからも注目が集まった。だが再びアピールの機会が訪れるのではないかとの見通しもある。

　スペイン紙『アス』はバジャドリー戦に向けたプレビュー記事で、「ダニ・ロドリゲスを休ませるためタケ・クボを入れる可能性もある」と予想。一方で『エル・デスマルケ』は「久保は中盤でフェバスに代わってチャンスを得る可能性もある」と述べている。だが『マルカ』紙の予想フォーメーションではダニ・ロドリゲスとフェバスをともに先発とし、久保は11人に含めていない。

　バジャドリーはマジョルカへの移籍が決まる以前に久保のレンタルを希望していることが報じられていたクラブ。その期待が間違ってはいなかったことを証明するため、ピッチに立つことができるだろうか。

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