バイエルンのハンジ・フリック暫定監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンはハンジ・フリック体制を今後も続けていく事を明らかにした。
現地時間9日、バイエルンはブンデスリーガ第11節でボルシア・ドルトムントと対戦し4-0で勝利した。フリック暫定監督は初陣となった6日のオリンピアコス戦に続き連勝を収めたのだ。
ドルトムント戦後、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「今後もハンジと一緒に仕事を進めていく。彼は良くやっており、我々の信頼を勝ち得た」と次節のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦も引き続きチームを率いる事を明言した。
続けて「ハンジは2試合のチャンスがあったが、彼は素晴らし結果を残した。我々は落ち着いて彼と一緒にやっていきたい」と改めて信頼を強調した。
一方で「我々がしている事を公の場でコメントはしたくない」と語るルンメニゲCEOはフリック氏を正式監督に就任させるかどうかの質問については明言を避けた。
今月3日にニコ・コバチ監督を電撃解任したバイエルンはフリック氏を暫定的に監督に据えている。新監督候補にはアーセン・ヴェンゲル氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏、ジョゼ・モウリーニョ氏などといった名前が挙がっているが、フリック氏がこのまま指揮を執り続ける可能性も十分にあるようだ。
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