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ペップ、判定問題については「審判に聞いてくれ」。選手にも“SNS自粛”求める

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第12節のリバプール対マンチェスター・シティ戦が現地時間10日に行われ、ホームのリバプールが3-1の勝利を収めた。注目の上位決戦となったが、この試合での審判による判定も物議を醸している。

 前半6分にはリバプールがカウンターを繰り出したあと、ファビーニョが強烈な右足ミドルシュートを突き刺して先制点。その起点となる場面ではリバプールのペナルティーエリア内でDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの腕にボールが当たるプレーがあったが、ハンドは取られなかった。

 後半にも再びアレクサンダー=アーノルドのハンドかと思われる場面があったがハンドは無しとの判定。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は2本の指を立て「2回目だ!」と訴えていた。

 英メディア『スカイ・スポーツ』などは試合後のグアルディオラ監督のコメントを伝えている。判定についての見解を求められると「私ではなく審判たちに聞いてくれ。マイク・ライリー(レフェリーチーフ)やVARの担当者に聞いてくれ」と答えた。

 試合後にマイケル・オリバー主審や副審たちと強く握手を交わしたのは“皮肉”を込めた振る舞いではないかとも捉えられた。だが「そんなことはない。彼らを祝福しただけだ。私は礼儀正しく何も言わなかった」とグアルディオラ監督は主張している。

 一方、選手たちに対してもSNSで判定に対する不満を表明しないよう促した。「ある部分で起こったことについて考えを述べるためにソーシャルメディアを使わないように。両チームが素晴らしい戦いをしたことについて話をしよう」と訴えている。

【了】

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