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C・ロナウドに関する質問攻めに…ポルトガル指揮官うんざり?「代表の話をさせてくれ」

text by 編集部 photo by Getty Images

フェルナンド・サントス監督
フェルナンド・サントス監督【写真:Getty Images】

【ポルトガル 6-0 リトアニア EURO2020予選・グループリーグB組第7節】

 EURO2020予選・グループリーグB組第7節、ポルトガル代表対リトアニア代表の試合が現地時間14日に行われた。ポルトガルが6-0の勝利をおさめている。試合前の記者会見で、“試合中帰宅”したと噂されるクリスティアーノ・ロナウドに関する質問攻めにあったため、ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督はうんざりしたような様子を見せていたようだ。14日にドイツメディア『dhnet』が報じている。

 ユベントス対ミランの試合が現地時間10日に行われ、C・ロナウドは先発出場を果たしていた。しかし、55分という早い時間に交代を命じられ、ベンチには戻ることなくスタジアムの通路へと下がっていった。そして、試合終了を待つことなくスタジアムを後にしたとされている。ただ一方で、C・ロナウドが膝を負傷していたとの情報も流れている。

 そういった経緯もあり、リトアニア戦前の記者会見ではC・ロナウドに関する質問が集中したようだ。そのためサントス監督は「C・ロナウドに関する話は、今しなければならない事なのか? 誰のために? 報道のために? 私にとって、それは重要な事ではない。もしそうなら、私は彼を招集しなかっただろう」とし、「もういい。C・ロナウドについてではなく、ポルトガル代表の話をさせてくれ」と語り、うんざりしたような様子を見せていたようだ。

 なお、リトアニア戦に出場したC・ロナウドはハットトリックの活躍を見せ、6-0の勝利に貢献している。3位のセルビア代表がルクセンブルク代表を3-2で下したため、今節でのポルトガルのEURO本大会出場は決まらず。現地時間17日に行われるルクセンブルク代表戦に勝利すれば本大会出場が決まる予定だ。

【了】

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