アーセナルはウナイ・エメリ監督に代わる監督をリストアップしているようだ。25日付けの英紙『タイムズ』が報じている。

　アーセナルは現地時間23日に行われたサウサンプトンとの一戦で2-2の引き分けに終わった。13節を終えた時点で8位のチームは、チャンピオンズリーグ（CL）出場圏内の4位チェルシーと勝ち点差「8」となっている。

　そんななか『タイムズ』ではアーセナルはマンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めているミケル・アルテタとミランやユベントスで監督経験を持つ、マッシミリアーノ・アッレグリ氏を後任監督にリストアップしていると伝えている。

　アルテタは2011年から5年間アーセナルでプレーした経験を持っている。今月11日付けの英紙『サン』では「彼は、プレーしたその日から、まだアーセナルに多くの愛情を持っている。魅力的なオファーがトップクラブから届いた場合、シティは決して、彼の野心の邪魔になることはしない」と語るシティ関係者のコメントを掲載していた。

　一方のアッレグリ氏は2014/15シーズンから5季ユベントスで監督を務めリーグ5連覇の偉業を達成し昨季限りで退団した。現在は休養しているが、先月英紙『ガーディアン』が同氏が英語の学習に励んでいると報じており、プレミアリーグ挑戦を見据えているのではないかと見られている。

　なおアーセナルは近く両者との話し合いを行うとも伝えられており、今後の結果次第ではエメリ監督解任の可能性もあるのかもしれない。

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