史上最多となる6回目のバロンドール受賞を成し遂げたバルセロナのFWリオネル・メッシだが、自身もその受賞は予想していなかったのだという。メッシの母親が『CNN』のインタビューに語ったとして複数メディアが伝えている。

　メッシは現地時間2日に行われた授賞式で2019年のバロンドールを受賞。投票の結果、リバプールをチャンピオンズリーグ優勝に導いたDFフィルジル・ファン・ダイクをわずか7ポイント差という僅差で抑えての受賞だった。

　メッシの受賞は2015年以来4年ぶり。2016年と2017年はFWクリスティアーノ・ロナウドが受賞し、メッシは両年とも2位に終わっていた。昨年はMFルカ・モドリッチが受賞し、メッシは5位。最終候補となる3位以内から外れたのは2006年以来初めてのことだった。

「私たちは5回目が最後だと思っていた。正直に言って嬉しい驚きだった。彼（メッシ）も予想していなかったわ」とメッシの母親は息子の受賞についてメディアにコメントしている。

　今回の受賞後には、2017年に受賞回数でC・ロナウドに並ばれた際に悔しさも感じていたと認めたメッシ。再び単独トップに立つ今回の受賞の喜びは格別だったかもしれない。

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