アーセナルのミケル・アルテタ監督が、MFメスト・エジルを称賛した。英『スカイ・スポーツ』が指揮官のコメントを伝えている。

　今季のエジルは、たびたび批判の対象となっている。しかし、アルテタ監督は重要な戦力として捉えているようだ。

　ウナイ・エメリ監督が解任されたあと、暫定的に指揮を執ったフレドリック・ユングベリ体制のマンチェスター・シティ戦に出場したエジルは、交代を命じられた際に苛立ちを見せた。3点ビハインドの状況で急ぐ素振りもなく交代をすると、持っていた手袋を蹴り飛ばしている。ユングベリ暫定監督はその次の試合でエジルをベンチ入りメンバーから外し、その理由がアーセナルの選手としてふさわしい態度ではなかったからだと説明した。

　それでも、アルテタ監督体制初戦となった26日のボーンマス戦では先発でプレー。新監督は選手の態度に好感を持っている。

「彼の姿勢は信じられないほどだった。私は全員を平等に扱うつもりだと言ったが、彼に対しても同じだ。対戦相手を分析し、どこで相手を苦しめることができるかを考えていく。彼と一緒に準備をした。彼はそれに応え、やるべきことをやったんだ」

　冬の放出も噂されたエジル。新監督の下で輝きを取り戻すだろうか。

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