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トッテナム、最下位ノリッジに手痛いドロー。モウリーニョは若手MFのプレーを絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

【ノリッジ・シティ 2-2 トッテナム プレミアリーグ第20節】

 プレミアリーグ第20節のノリッジ・シティ対トッテナムが現地時間28日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わっている。

 最下位に低迷するノリッジが相手ということでしっかり勝ち点3を取って2019年を終えたいトッテナムだが、この日はアウェイで先手を取られる展開。

 18分、トッテナムは最終ラインからドリブルで持ち上がろうとしたフォイスが捕まってボールを奪われると、そのままブランチッチにゴールを奪われて先制を許す。

 0-1で折り返した55分、トッテナムはエリクセンの見事な直接FKで同点に追いつくも、61分にはオーリエの不運なオウンゴールで勝ち越されてしまう。

 トッテナムは81分にケインが獲得したPKを自ら決めて再び同点とするも、逆転弾は生まれず、2-2で試合終了となった。

 ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後の会見でマン・オブ・ザ・マッチに選出されたエリクセンについて問われると、「彼のプレーに満足しているが、ほかの選手になっていた可能性もある」とコメント。特にMFタンギ・エンドンベレのプレーには好感を持っており、「エリクセンとともに、本当に見事だった。完全にコントロールしていたね。彼らはバックパスを全くせず、常に前でプレーした」と絶賛している。

 ただ、もちろん引き分けという結果には悔しさが残っており、「良いスタートを切って、前半は3、4つの決定機があった。しかし、良くない形で2失点してしまった」とモウリーニョ監督。「やるべきことはたくさんあるが、難しいことだ。こちらのもろさを露呈してはいけないと常々言っている。それはサッカーにおいて大切なことだね」と述べた。

【得点者】
18分 1-0 ブランチッチ(ノリッジ)
55分 1-1 エリクセン(トッテナム)
61分 2-1 オウンゴール(ノリッジ)
83分 2-2 ケイン(トッテナム)

【了】

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